天然生活 最新号

梅雨の季節や暑い夏に食べたくなる「カレー」。今回は『天然生活web』で掲載されたレシピの中から、料理家に教わる人気の「カレー」レシピ4品を紹介します。

料理家・枝元なほみさん
フライパンチキンカレーのつくり方

画像: 料理家・枝元なほみさん フライパンチキンカレーのつくり方

料理家・枝元なほみさんに教わるのは「フライパンチキンカレー」。チキンを漬け込んだ、スパイシーなヨーグルトがルー代わり。魚介やポークでつくってもおいしい、マスターしたい基本のカレーです。

材料(4人分)

● とりもも肉2枚
● A
・カレー粉大さじ1と1/2
・にんにく、しょうが(すりおろし)各小さじ1
・プレーンヨーグルト3/4~1カップ
・ケチャップ大さじ2
・はちみつ、レモン汁各小さじ1
・塩小さじ1
・こしょう少々
● トマト(大)3個
● じゃがいも3個(約450g)
● エリンギ大1パック(150g)
● 玉ねぎ(みじん切り)大1/2個
● クミンシード小さじ1弱
● シナモン(4cm長さ)1本
● 青とうがらし(小口切り)3本分
● 菜種油大さじ3
● 塩小さじ1/3程度
● ガラムマサラ小さじ1/3~1/2
● こしょう少々

つくり方

 とり肉は、ふちの脂肪部分を取り除き、大きめのひと口大(一枚を10等分程度)に切る。ポリ袋に入れ、を加えてもみ込む。

 トマトはへたを取って乱切り、じゃがいもは皮をむいて約3cm大、エリンギは食べやすい大きさにさいてから長さを半分に切る。

 フライパンに油とクミンシードを入れ、中火にかける。クミンシードから気泡が出てきたらシナモンを入れ、ざっと混ぜて香りを引き出す。青とうがらしを加えてひと混ぜし、玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。じゃがいもを入れて炒め合わせる。

 じゃがいもに油がなじんだら、のとり肉を加え、強めの中火にして3分ほど両面を焼く。エリンギを加え、袋に残ったとり肉のつけ汁を、残さず加えて炒め合わせる。トマトの半量を入れて混ぜ、湯400mlを注ぎ、中火で15~20分煮込む。

 じゃがいもがやわらかくなったら、残りのトマトを加え、塩、ガラムマサラ、こしょうで味をととのえる。

料理家・飛田和緒さん
カレーライスのつくり方

画像: 料理家・飛田和緒さん カレーライスのつくり方

料理家の飛田和緒さんちのカレーは、実にオーソドックス。いまどきの、さらりとしたスパイシーなカレーは、なぜか家族にはそんなに受けがよくないようで、家族みんなが食べたがるのは野菜がごろごろ入ったカレー。ルーを使った、飛田さんいわく、 “昭和なカレー” が、家族のお気に入りです。

材料(4人分)

● 豚バラ切り落とし肉150g
● 玉ねぎ1個
● にんじん1本
● じゃがいも3個
● しょうが(みじん切り)1片分
● バター大さじ1
● コンソメキューブ1/2個
● カレールー(フレーク状)大さじ6~7
● しょうゆ小さじ2
● ごはん適量
● らっきょう漬け適量

つくり方

 玉ねぎは3cm角に、にんじんは半月切りに、じゃがいもは皮をむいて4等分に切る。肉は食べやすい大きさに切って軽く塩・こしょう(分量外)する。

 鍋にバターを入れ、溶けてきたらしょうがを炒める。香りが出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、豚肉、にんじん、じゃがいもの順に加えながら炒めていく。

 全体にバターがからんだら、5カップ程度の水(分量外)とコンソメを加え、15分ほど煮る。

 一度、火を止め、カレールーを加えて混ぜる。

 弱めの中火にかけてルーをよく煮溶かし、しょうゆで味をととのえる。

 器にごはんをよそい、たっぷりとカレーをかけ、らっきょう漬けを添える。

料理家・吉田 愛さん
バターシーフードカレーのつくり方

画像: 料理家・吉田 愛さん バターシーフードカレーのつくり方

料理家の吉田愛さんに教わったのは「バターシーフードカレー」。シーフードとしっかり炒めたトマトのうま味をかけ合わせ、濃厚な味に仕上げます。

材料と下準備(2人分)

● 冷凍シーフードミックス
(凍ったままざるに入れ、さっと洗って水けをきる)
250g
● トマト(ざく切り)1個
● にんにく(みじん切り)1かけ
● バター10g+10g
● 塩小さじ1/3
● A
・カレー粉大さじ1
・トマトケチャップ大さじ1
・プレーンヨーグルト(無糖)大さじ2
● 牛乳200mL
● 砂糖小さじ1

つくり方

 フライパンにバター10gを中火で溶かし、にんにくを入れる。香りが立ったらトマトと塩を加え、トマトをつぶしながら炒める。

 トマトがペースト状になったらAを順に加え、そのつどよく混ぜる。シーフードミックスを加え、さっと炒め合わせる。

 牛乳を加え、ときどき混ぜながら中火のまま5分ほど煮る。バター10gと砂糖を加えて混ぜる。

料理家・榎本美沙さん
ヨーグルトポークカレーのつくり方

画像: 料理家・榎本美沙さん ヨーグルトポークカレーのつくり方

料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、ヨーグルトポークカレーのつくり方を教えていただきました。カレーにヨーグルトを足すと乳製品のコクとさわやかさが加わり、深みが増したおいしいカレーに仕上がります。

材料(3〜4皿分)

● 豚肩ロース(一口大に切る)400g
● 塩小さじ1/2
● こしょう少々
● ヨーグルト(プレーン)大さじ5
● 玉ねぎ(みじん切り)2個分
● トマトホール缶1缶(400g)
● にんにく、しょうが(すりおろし)各1片分
● サラダ油大さじ2
● クミンシード小さじ1
● A
・コリアンダーパウダー大さじ1と1/2
・ターメリックパウダー、カイエンペッパー各小さじ1
● しょうゆ大さじ1程度
● パクチー(ざく切り)1株
● ごはん適量

つくり方

 豚肉は一口大に切り、塩、こしょうをすりこんでジッパー付き保存袋に入れ、ヨーグルト、Aを加えて一晩おく。

 鍋にサラダ油、クミンシードをいれて強めの中火にかけ、泡が出て香りが出てきたら、玉ねぎを加える。玉ねぎに一度油を絡めたらしばらく触らずにおき、焼き目がついてきたら、きつね色になるまで炒める。

 にんにく、しょうがを加えて香りが出たら、トマトホール缶を加えて、トマトを潰しながらペースト状になるまで炒める。

 豚肉を漬けだれごと加えてペーストを絡める。

 湯500mLを加えて、沸騰したら強めの弱火にして弱い沸騰を保ち、たまにかき混ぜながら20分煮込む。しょうゆを加え、味見をして味をととのえる。ごはん、カレーを盛り付け、パクチーを添える。



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