• 体の中に疲れが蓄積していたり、日頃のストレスもあったりして、なかなかぐっすり眠れない......。そんなときは、ベッドや布団の上でできる「寝落ちヨガ」で体と心をゆるめてみましょう。ストンと寝落ちできます。今回は、ヨガインストラクターのMarikoさんに、足を上げて太もも裏を伸ばすストレッチを教わります。
    (『天然生活』2024年10月号掲載)

    疲労回復

    寝る前に仕事や家事で疲れた体をいたわり、疲れを解消するポーズ。

    肩こりや足のむくみなど、その日気になる部分だけやっても。

    足を上げて太もも裏を伸ばす
    レッグストレッチ

    ⚫︎足の疲れ&むくみ解消 ⚫︎腰痛改善と予防

    足がむくんだまま放っておくと、筋肉がどんどん硬くなり血流が悪くなるという悪循環に。

    足の疲れやむくみを感じたらその日のうちに足の裏側全体を伸ばして、対処をしましょう。

    このとき、もも裏をしっかり伸ばすと、腰痛改善にもなります。

    画像: 多少お尻が浮いてもOK

    多少お尻が浮いてもOK

    あお向けになり両足を持ち上げて、軽くひざを曲げる。足首やふくらはぎを持って、太ももの裏側を伸ばす。足の角度を調整して、気持ちいい伸びが感じられるように。

    壁に足を立てかけるだけでもOK!

    あお向けに寝そべり、両足を壁に立てかけて、足が心臓より高くなる位置をキープ。

    これだけで太ももの裏の筋肉が伸びて、足のむくみも解消します。椅子の座面に足をおいて寝そべるだけでもOK。

    画像: 壁に足を立てかけるだけでもOK!

    お風呂でマッサージタイム

    質のよい睡眠を手に入れるために、Marikoさんが大切にしているのが入浴タイムです。

    「たっぷり1時間、お風呂に浸かって全身をマッサージしながら、疲労を回復。夜もぐっすり眠れます」

    湯船で体を温めたら、頭やひざ裏、ふくらはぎなどをマッサージして、心も体もリフレッシュします。

    画像: 頭

    指に頭を傾けて10〜20回ほぐす。首や目の疲れには、うなじの凹んだ部分にあるツボ「天柱(てんちゅう)」を刺激して。

    ひざ裏

    画像: ひざ裏

    ひざ裏に親指をしっかり当ててリンパを刺激。指を押しながら足をぶらぶらさせると自然とマッサージに。

    ふくらはぎ

    画像: ふくらはぎ

    両手で足を包み込み、足首から太ももにかけてやさしくなでてマッサージ。足を高くしてやると血流改善の効果も高まる。



    <監修/Mariko 取材・文/工藤千秋 イラスト/徳丸ゆう>

    Mariko(まりこ)
    ヨガインストラクター。夫のTomoya氏とYouTubeチャンネル「B-Flow(旧B-life)」を運営。わかりやすい指導とニーズに合わせたきめ細かなプログラム、クオリティの高い映像が評判を呼び、チャンネル登録者数は227万人に。日本で最も人気のあるヨガYouTuberとなる。著書に『寝る前10分 魔法の寝落ちヨガ』(B-life著・小学館)など多数。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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