• 体の中に疲れが蓄積していたり、日頃のストレスもあったりして、なかなかぐっすり眠れない......。そんなときは、ベッドや布団の上でできる「寝落ちヨガ」で体と心をゆるめてみましょう。ストンと寝落ちできます。今回は、ヨガインストラクターのMarikoさんに、ストレスによる胃の不調を改善するヨガのポーズを教わります。
    (『天然生活』2024年10月号掲載)

    ストレス解消

    心配ごとやイライラなどのストレスがあると、体がこわばり呼吸も浅くなります。

    しっかり胸を開いて深い呼吸をしてリラックスを。

    ストレスによる胃の不調を改善
    ハーフサドル

    ⚫︎消化機能アップ ⚫︎足の疲れをとる ⚫︎骨盤のゆがみ調整 ⚫︎呼吸機能アップ ⚫︎ストレス解消

    ストレスが影響しやすい胃の調子を整えることで、自然と眠りにつきやすい状態に。

    ネガティブな感情を手放す効果もあります。

    腰が反らないようにゆっくりともも前を伸ばし、そのままぺったり床まで上体を後ろに倒せる人は倒してみましょう。

     座った姿勢で片方の足を前に出し、かかとをつけて足首を伸ばす。もう片方の足は折り曲げてお尻の外側に。

    画像1: ストレスによる胃の不調を改善 ハーフサドル

     足首は伸ばしたまま、ひじを床につけて体を後ろに倒せるところまで倒し、前ももを伸ばす。反対側も同様に行う。

    画像2: ストレスによる胃の不調を改善 ハーフサドル

    おなかの張りをやわらげ便秘解消
    ガス抜きのポーズ

    ⚫︎内臓機能を高める ⚫︎便秘解消 ⚫︎腰痛緩和 ⚫︎リラックス

    ひざを抱えることで腸を刺激。おなかにたまったガスを排出したり、便秘を解消したりする効果があります。

    腹式呼吸で深い呼吸をすることで、リラックス効果もアップします。

    体と心が整うので、ぐっすりと心地よい睡眠に。

    画像: 太ももとおなかをくっつける

    太ももとおなかをくっつける

    あお向けに寝て、両方のひざを両手で抱え、太ももをおなかにつける。

    おなかを膨らませたりへこませるようにして腹式呼吸をする。腰を左右に揺らすと、腰まわりの緊張も和らぐ。



    <監修/Mariko 取材・文/工藤千秋 イラスト/徳丸ゆう>

    Mariko(まりこ)
    ヨガインストラクター。夫のTomoya氏とYouTubeチャンネル「B-Flow(旧B-life)」を運営。わかりやすい指導とニーズに合わせたきめ細かなプログラム、クオリティの高い映像が評判を呼び、チャンネル登録者数は227万人に。日本で最も人気のあるヨガYouTuberとなる。著書に『寝る前10分 魔法の寝落ちヨガ』(B-life著・小学館)など多数。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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