• 日本三大朝市ともいわれる勝浦朝市を目指し、料理研究家の小林まさみさんが1泊2日の旅へ。地元でおすすめされた魚屋もめぐり、現地で購入した新鮮魚介は帰宅後すぐに調理する、小林さん流の旅の余韻を楽しむ食卓も紹介します。

    おいしい食材との出合いを求めて

    こんにちは。料理研究家の小林まさみです。

    ふだんから「おいしいもの」を求めておすすめを人に聞いたり、雑誌やSNSで見たりして気になっているお店や場所がたくさんあります。

    7月には、1泊2日で夫と愛犬ヴァトンと千葉県外房エリアへ小さな旅に行ってきました。今回は2日目に訪れた「勝浦朝市」や地元の魚屋さんでのおいしい食材との出合いを紹介します。

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    ▼1日目のお話はこちら

    画像: おいしい食材との出合いを求めて

    「勝浦朝市」の存在を知ったのは、実は30年以上前。釣り好きの義父まさるから話を聞いて興味をもったのですが、機会がないまま、行くのは今回が初めてです。

    いままで行ったことがある全国の朝市は、佐賀県呼子、神奈川県の三浦や大磯、葉山、石川県輪島など。雑誌で市場特集を読むのも好きで、気になる市場や漁港には、よく足を運ぶようになりました。

    東京はなんでもあるけれど、各地の市場は、その場所に行かないと買えない食材や、ふだんは買わなくても、その場所に行ったから買ってみたい、調理したいと思う食材との出合いが、何より楽しい。市場が好きな理由です。

    獲れたて“かつお”1尾を丸々1本

    勝浦朝市へ到着したのは平日の朝8時半くらい。前の晩に雨が降ったので店の数がかなり少なく10店舗ほど。土日は60店舗にもなるようで少し残念でした。

    鮮魚を売る店、野菜を売る店が1店ずつ、あとは洋服やコーヒースタンド、雑貨やさんなどが、道の両脇に並んでいました。観光客らしき人がちらほらいるなか、夫とヴァトンとのんびり歩きます。

    画像: 蒸し暑い曇り空。朝市は事前に犬連れOKと調べておきました

    蒸し暑い曇り空。朝市は事前に犬連れOKと調べておきました

    勝浦といえば、まずは「かつお」。関東有数の水揚げ量を誇るといわれています。初がつおの時季は過ぎていましたが、朝市の魚屋さんには獲れたてのかつおがケースいっぱいに!

    ふだんは柵でしか買わないかつおも、ここまで来たら1尾丸ごと買ってさばきたいという気持ちになります。

    画像: かつおと一緒にまぐろやあじも

    かつおと一緒にまぐろやあじも

    かつおの隣に1尾だけ並んでいた「ワタナベ」という魚は初めての出合い。お店の人から「ワタナベの方がいまの時季のかつおより脂がのっていておいしい」と説明され、気になりながらも、少し離れていた間に売れてしまいました。

    画像1: 獲れたて“かつお”1尾を丸々1本

    かつおは中くらいのサイズ(長さ60cm、重さ3kg中くらい)を購入。1尾で買うのは20年ほど前の料理教室以来です。

    画像: お店の人が紙に包んで入れてくれたビニール袋に、念のため持参したビニール袋をもう一枚重ねて

    お店の人が紙に包んで入れてくれたビニール袋に、念のため持参したビニール袋をもう一枚重ねて

    鮮魚はとくに、買ったらすぐに調理するのが大事。かつおは車に積んであるキャンプ用保冷ボックス(大き目の保冷剤入り)に大事にしまい、なるべく早めに帰ろうということに。保冷ボックスは車で旅行するときは必需品です。

    画像2: 獲れたて“かつお”1尾を丸々1本

    野菜売り場で、卵1パックとトマト、じゃがいものキタアカリ、丸にんにくを購入。

    画像3: 獲れたて“かつお”1尾を丸々1本

    オレンジ色が珍しいと思って買ったトマトは皮が薄く甘みがあり、丸にんにくはみずみずしくて新ニンニクのようでした。地卵もつい手にとってしまう食材です。卵かけごはんしておいしくいただきました。

    「勝浦朝市」で食べたもの
    勝浦タンタンメン

    画像1: 千葉・外房のおすすめ「とれたて鮮魚」を楽しむ観光スポット2選!かつお1尾を買える‟勝浦朝市”や地元民に人気の魚屋、旅の余韻を楽しむ食卓も/料理研究家・小林まさみ

    買い物が一段落したところで、せっかくなので遅めの朝ごはんに名物「勝浦タンタンメン」を。玉ねぎの角切りとニンニクの薄切り、豚ひき肉が入っていて、トッピングに玉ねぎの薄切りが。辛いけどさっぱりおいしい。お店はけっこう混んでいました。

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    ▼小林まさみさんの「明石旅」のお話はこちら



    画像2: 3日目の夕食 かさごは「アクアパッツァ」、まぐろのかまは「オーブン焼き」に

    小林まさみ(こばやし・まさみ)
    料理研究家。小林まさみ料理教室主催。実用的でわかりやすいレシピと何度でも食べたくなる家庭的な味に定評があり、テレビや雑誌、料理教室で活躍中。近著に『ちょい漬け』(技術評論社)『料理がもっとおいしくなる レシピの行間を読むレシピ』(成美堂出版)ほか
    ●インスタグラム@kobayashimasami.masaru
    ●オフィシャルサイト https://masami-kobayashi.com/



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