• 2023年6月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された、はらだまさこさん。少しずつ体が動かなくなっていく進行性の病気とともに生きながら、家族との一日一日を大切に過ごしています。このエッセイでは、まさこさんの日々の暮らしや思い、そして、喫茶店の店主として、母として、数々の料理をつくり続けてきたまさこさんの“未来に届けたいレシピ”などをつづっていきます。今回は、「本を出版して届いた、あたたかな反響と『24時間テレビ』出演を決めた思い」のお話です。

    『もしもキッチンに立てたなら』を出版して

    とってもひさしぶりに、ペンを取りました。というより、ようやく少しだけ文字を打てるようになった、というほうが正しいのかもしれません。

    今年に入ってから、指が思うように動かなくなり、声を出すこともさらに難しくなりました。そんななかで最近、また少しだけパソコンを使えるようになったのです。

    まだ、1文字を打つのにも時間がかかりますが、それでも、自分の気持ちを自分の言葉で伝えられることが、いまはとてもうれしいです。

    多くの方々にご協力をいただき、2026年3月21日に『もしもキッチンに立てたなら』を出版しました。予想以上にたくさんの方が本を手に取ってくださり、本当にありがたく思っています。

    画像: 『難病ALSのママが綴る いのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』(徳間書店) amzn.to

    『難病ALSのママが綴る いのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』(徳間書店)

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    「本を読んで、前を向こうと思いました」「家族との食事の時間を大切にします」「涙が出ました」……

    私のもとに、そんなお手紙やメッセージが届くようになりました。

    たとえ病気だとしても、私には何気ない日常があり、暮らしを楽しみたいし、私らしくいたい。そんな思いに共感してくださる方がいたことが、とてもうれしかったです。

    本を書くことは、自分のこれまでをゆっくり振り返る時間でもありました。

    病気になって、失ったものはたくさんあります。でもその一方、病気になったからこそ気づいたこともあります。

    支えてくださる方々とのご縁。日常のあたりまえの尊さ。家族や仲間がそばにいてくれる心強さ。出版を記念して開かれた「ハグ会」では、読者のみなさんから大きな力をいただき、この上ない幸せを感じました。

    画像1: 『もしもキッチンに立てたなら』を出版して

    そして、いまの自分だからこそできることが、まだあるのだということにも気づきました。

    ふたりの子どもを思って書いた本は、いまでは私の手を離れ、読んでくださったみなさんの、それぞれの暮らしのなかへ旅立っていったように感じています。

    自分の人生と重ねながら読んでくださる人がいる。そこから何かを受け取ってくださる人がいる。そのことが、いまは何より幸せです。本を出版して、本当によかったと思います。

    画像2: 『もしもキッチンに立てたなら』を出版して

    〈協力/田中 文(キッチンパラダイス)〉

    はらだ・まさこ
    1981年、喫茶モーニングの街・愛知県豊橋市に生まれる。カフェオーナーだった賢介さんと結婚し、家族で日本と海外を行き来する生活を送った後、2018年に福岡でカフェ「サウンズフード サウンズグッド」をオープン。2021年、長女・リンさんを出産後、足から違和感を感じるようになり、2023年にALSの診断を受ける。失意の底に突き落とされるが、自然治癒の症例もあると知り、その可能性に希望を見いだして生きることを決意。現在は「#何処かで誰かの希望となりますように」を合言葉に、これまで考案してきたレシピを記録に残す活動を開始している。
    インスタグラム:@sfsg_masako

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    『難病ALSのママが綴るいのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』(はらだまさこ・著/徳間書店・刊)

    画像1: 難病ALSと向き合い、本を出版して届いた反響。深まる想い「小さな光がだれかの心に届くなら」そして24時間テレビへ|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

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    4才と12才の子の母であり、シェフのまさこさん。3年前、難病ALSだと診断を受けました。治療法が確立されていない進行性の病気です。

    「子どもたちに”母の味”を残したい」

    病と向き合う著者がそんな願いを胸に綴った、料理が好きな人や、家族を大切に思うすべての人に届けたい胸に深く響くエッセイ&レシピ集です。


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    まさこさんのレシピやお店のこと、ALSとともに生きる日々については、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひあわせてお読みください。


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    ▼天然生活web連載「難病ALSとともに生きる」


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    ▼ドキュメンタリー「君にもう一度、手料理を~難病ALSと闘う母のレシピ本」

    画像2: 難病ALSと向き合い、本を出版して届いた反響。深まる想い「小さな光がだれかの心に届くなら」そして24時間テレビへ|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/ZZwuVeBOfFA

    ▼「もしもキッチンに立てたなら」はらだまさこ MAKING MOVIE『もしもこの声が届くなら』♪iima

    画像3: 難病ALSと向き合い、本を出版して届いた反響。深まる想い「小さな光がだれかの心に届くなら」そして24時間テレビへ|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/9p4joXSIDDQ?si=GMmM5UdKybiU0LYa

    ▼レシピ本に関する取材動画はこちら『ABEMA Prime』

    画像4: 難病ALSと向き合い、本を出版して届いた反響。深まる想い「小さな光がだれかの心に届くなら」そして24時間テレビへ|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/R2ch-NSRExI?si=Z6vvQDfmXPdVKOQG

    ▼『FBS福岡放送ニュース』の取材動画

    画像5: 難病ALSと向き合い、本を出版して届いた反響。深まる想い「小さな光がだれかの心に届くなら」そして24時間テレビへ|難病ALSとともに生きる/はらだまさこ

    https://youtu.be/Gvp1U12mPVo?si=3Q2WyfGEejuLW7Cs



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