“食べ方”の工夫で、幸せホルモン=セロトニンを活性化しよう。心を元気にする「脳のセルフケア」/東邦大学名誉教授・有田秀穂さん
気分がふさぐ、不安になる。その原因は脳にあるかもしれません。無理なく続けられる、手軽なケア方法を医師で脳生理学者の有田秀穂さんに伺いました。今回は、バランスよく食べて、よく噛むことでセロトニンが活性化するリズム運動について教わります。
(『天然生活』2021年1月号掲載)
咀嚼で、セロトニンを増やすためのリズム運動を
毎食、よく噛んで食べる
玄米や根菜、豆類など、噛みごたえのある食材を選んで
セロトニンを増やす3つの方法のうちのひとつ、リズム運動。このなかで、咀嚼はもっとも手軽にできるものといえるでしょう。無意識になんとなく噛むのではなく、いつもより時間をかけて、噛んでいることを意識しな...