• 手づくりのお菓子があると、ほっとします。毎日食べたくなるような定番のお菓子を、なかしましほさんに教えていただきました。今回は、『天然生活web』に掲載された記事の中から、「ミルクプリン」のつくり方を紹介します。
    (『天然生活』2019年10月号掲載/『天然生活web』初出2021年9月11日)

    ミルクプリンのつくり方

    牛乳と豆乳、2種類の「ミルク」をごく少量の寒天で固めたやわらかいプリンです。

    黒蜜のほか、小豆、果物のコンポートなどもよく合います。

    画像: ミルクプリンのつくり方

    材料(3~4個分)

    牛乳200mL
    豆乳(成分無調整)200mL
    砂糖大さじ2
    粉寒天小さじ1/2
    〈黒蜜〉(つくりやすい分量)
    ・黒糖50g
    ・水50mL
    きなこ適宜

    つくり方


    小鍋に砂糖と粉寒天を入れてへらでざっと混ぜ、牛乳、豆乳を少しずつなじませながらすべて加える。弱めの中火にかけ、寒天がしっかり混ざるよう、常に鍋底をこそげるようにしながら混ぜ、しっかり沸騰したら火を止める。


    耐熱容器に1人分ずつこし入れて粗熱をとり、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。


    黒蜜をつくる。小鍋に材料を入れ、へらでさっと混ぜて中火にかける(かたまりの黒糖は、水分をなじませてから、へらでつぶす)。砂糖が溶け、沸騰したら弱火にして1分煮詰め、冷ます。食べるときに黒蜜ときなこを好みでかける。

    ※ 寒天が少量なので、時間がたつと水分が出ます。つくった翌日には食べきるようにしてください。

    ※ やわらかい食感なので、1人分ずつ器に入れてつくります。

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    <料理/なかしましほ 撮影/大沼ショージ スタイリング/阿部まゆこ>

    なかしま・しほ
    新潟県生まれ。音楽、出版の仕事を経て料理の道へ。2006年「foodmood(フードムード)」の名でお菓子工房をスタートする。素朴で、やさしい味のお菓子が人気。著書に『たのしいあんこの本』(主婦と生活社)など。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年9月号の巻頭では、スイカのゼリーや桃の水ようかん、和柑橘のシャーベットなど、本間節子さんの冷たいスイーツの特集をしています。

    ぜひ合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。



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